我慢汁で妊娠する確率、有効な避妊対策について解説します。

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男性が興奮したときや、射精前に、自分の意思とは関係なくペニスから出てくる我慢汁(カウパー腺液)。
「精液とは違うから妊娠しない。大丈夫。」と思っていませんか?
結論から言うと、我慢汁(カウパー腺液)でも、場合によっては妊娠する可能性があります。
そもそも、「我慢汁」や「カウパー液」と呼ばれるものが、なぜ分泌されるのかご存知でしょうか。
安心してセックスライフを楽しむためにも、がまん汁の正体や、「避妊に失敗したかもしれない!」というような、予期せぬトラブル時の解決法(避妊法)について、詳しく紹介していきます!
我慢汁で妊娠する3つの理由

射精はしてないけれど、がまん汁は出ている。
この状態でコンドームなどの避妊対策を何もしないまま挿入すると、妊娠する可能性があるとされています。
我慢汁で妊娠するといわれる理由は主に3つ。
【理由①】
性的興奮で勃起している場合、我慢汁に微量の精子が入り込んでいるケースがあるから。
【理由②】
元々精子濃度が高く、元気で勢いのある精子が我慢汁に混ざっている人もいるから。
【理由③】
男性は、意図的に「精液」と「我慢汁(カウパー腺液)」の使い分けができないから。
上記の理由を読んで、今まで「少しくらいならそのままでも大丈夫だろう」と思っていた危機意識の低さを実感された方、少なくないと思います。
「望まない妊娠だった」「こんなはずじゃなかった」なんていう事態は避けたいですよね。
最近では、コンドーム以上に避妊成功率が高い避妊方法として、この記事の後半部分でも紹介している『低用量ピル』や、緊急時に使う『アフターピル(緊急避妊薬)』の需要が高まっています。
女性主体で、意外と気軽に行える避妊方法なので、ぜひチェックしておいてください。

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指、コンドームについたカウパー液も危険?

我慢汁が手や指についた状態で女性の膣内に指を入れても、妊娠する可能性は限りなくゼロに近いです。
限りなくゼロに近いと言える理由は主に2つ。
【理由①】
精子は、体外に出ると長くは生きられないから。
【理由②】
受精は、膣のさらに奥にある卵管で起こる。
ペニスならまだしも、指では卵管まで届かないから。
ちなみに、コンドームを装着しようとしてゴムの外側に我慢汁が付着してしまった場合でも、挿入前に拭き取っておくことで妊娠の可能性は低くなります。
ただし、「絶対に妊娠しない!」とは言い切れません。
心配し過ぎるのはよくありませんが、生理予定日から1週間以上遅れている場合は、薬剤師のいるドラッグストアや薬局で購入できる妊娠検査薬でチェックしましょう。

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途中からコンドームをつければOK?

前述しているように、がまん汁(カウパー腺液)と精液は別物ですが、射精前の精子が入り込んでいる可能性があるため、『射精するときだけコンドームをつけておけば大丈夫』という認識は危険です。
少しでも妊娠のリスクを下げたいのであれば、コンドームは膣内へ挿入する前につけておくようにしましょう。
安全日の外出し(膣外射精)で妊娠する可能性はある?

「安全日」だったとしても、コンドームなどを使わずに挿入して、その後外出し(膣外射精)をした場合は、妊娠する可能性があります。
外出しなのに妊娠してしまう理由は、主に以下の3つ。
【理由①】
妊娠しやすい体質の女性や、精子量が多い男性だった場合、我慢汁に入り込んだ精子で妊娠する可能性があるから。
【理由②】
女性の生理周期はズレやすく、しっかり基礎体温をつけていても『安全日』を100%の精度で予測するのは不可能だから。
【理由③】
膣内からペニスを抜くタイミングを誤って、精液が膣内に出てしまう可能性があるから。
ちなみに、『外出し(膣外射精)』による避妊対策のみを行った場合、約22%の人が避妊に失敗しているそうです(コンドーム使用時の約11倍の失敗率)。
より確実に避妊したいのであれば、他の避妊対策を検討する必要があります。
●ほぼ100%の確率で避妊できる『低用量ピル(経口避妊薬)』を服用しておく
●避妊失敗のトラブルに備えて、『アフターピル(緊急避妊薬)』を持っておく

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避妊してても危険?一般的な避妊法の妊娠確率

ちゃんと避妊していたら妊娠しないと思っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、100%絶対に妊娠しない避妊法は残念ながら存在しません。
●コンドームを着けた場合の妊娠確率:18%
ペニスに隙間なくコンドームを正しく装着していた場合は2%です。
しかし、一般的な使用方法では隙間ができて精液が漏れたり、破損が起こってしまい18%(7人に1人)の方は妊娠すると言われています。
●外出し(膣外射精)で妊娠する確率:22%
セックス時ではコンドームを着けず、射精の際にだけ膣外に出す避妊方法です。
我慢汁にも精子は含まれるので、外に出したとしても5回に1回は避妊に失敗してしまいます。
●安全日に避妊しなかった場合の妊娠確率:24%
基礎体温を毎日計って、生理周期を把握している女性でも、約24%の方が妊娠しています。
「生理終わったばっかりだし」「まだ排卵周期に入ってないから大丈夫」という甘い考えは、想定外の結果を招くことになるので要注意です。
確実に避妊したいのであれば、低用量ピルの使用や、緊急事態に備えてアフターピル(緊急避妊薬)を購入しておくなど、女性主体で行える避妊法も準備しておきましょう。
避妊に失敗したかも!?緊急事態の対処法

・コンドームが外れた、破れた
・我慢汁が膣内に入ってしまった
・低用量ピルを飲み忘れていた
・冷静になったら急に不安になってきた
理由は様々ですが、これまでにヒヤッとする経験をされてる人は少なくないと思います。
そのような望まない妊娠を避けるための「最後の避妊手段」として使われているのが、アフターピル(緊急避妊薬)です。
緊急避妊薬(アフターピル)

- 避妊失敗後に1錠飲むだけ
- 強制的にカラダを妊娠しない状態にする
- 72時間(3日)以内の服用⇒約95%の確率で妊娠阻止できる
【薬代の目安(1錠)】
・通販利用:1,200円~(※ノルレボジェネリックの価格)
・病院処方:15,000円~
【入手方法】
・病院を受診する
・オンライン診療で処方を受ける
・通販サイトを利用する
アフターピルは、性行為から72時間以内に服用することで、約95%の確率で妊娠を阻止できる薬です。
避妊成功率は、性行為から早いタイミングで飲むほど高くなっていて、24時間以内に服用できれば99%避妊に成功するとされています。
病院で処方されていて、通販でも人気があるのは『ノルレボ錠』で、1錠服用するだけで避妊効果を得られます。
その他にも、最近は120時間以内(5日以内)の服用でも高い効果を得られる『エラ』というアフターピルもあるので、気になる方はクリニックに問い合わせるか、ピルを扱っている通販サイトで探してみるとよいでしょう。
ちなみに、通販サイトで人気があるノルレボ錠のジェネリック医薬品(製品名:アイピルなど)であれば、1,200円程度で購入可能なので、経済的負担の軽減になりますよ。
ただし、通販サイトは注文してから商品到着までに通常1週間~10日程度かかってしまいます。
緊急事態でお急ぎの方は、病院・クリニックを受診して処方してもらいましょう!
通販サイトは、緊急事態に備えておくために利用するのがオススメです。
★アフターピル商品の通販価格表★
※下記の一覧表は正規品100%保証の通販サイトの価格を参考にしています。

アフターピルが買える安全な通販サイトをまとめて紹介!
ノルレボやアイピルなど、アフターピルを種類豊富に取り揃えているサイトの紹介です。
我慢汁(カウパー腺液)の役割り

そもそも、興奮した時になぜ我慢汁(カウパー腺液)が出てくるのか、理由を知っていますか?
我慢汁(カウパー腺液)は、ペニスのカウパー腺と呼ばれる部分から分泌される液体で、「ペニスを挿入しやすくする」「精子が子宮まで無事たどり着けるようにサポートする(=妊娠しやすくする)」という役割があります。
がまん汁には、女性の膣内を弱酸性からアルカリ性に環境変化させ、精子が死なないようにする働きがあるため、「精子じゃないから大丈夫」という認識は危険なんです。
それに加えて、カウパー腺液には精子が混ざっていることもあるため、妊娠したくないのであればしっかり対策しなくてはいけません。
妊娠を回避したいなら知っておくべき避妊法

避妊法としてはコンドームの使用がもっとも知られていますが、その他にも、低用量ピル、子宮内避妊器具、アフターピルなど、妊娠を避けるための方法は複数あります。
それぞれの避妊法についての特徴、メリットやデメリットについてご紹介していきます。
IUS(子宮内避妊システム)・IUD(子宮内避妊具)

IUS、IUDどちらも女性の子宮内に設置する避妊システムで、産婦人科で受診して医師に装着してもらう必要があります。
挿入する費用は大体25,000円~35,000円で、定期検査、除去、入れ替え時にも数千円~費用がかかります。
■IUS(子宮内避妊システム)
<メリット>
・一度装着すると最長5年ほど避妊効果がある
・生理時、経血量が少なくなる
<デメリット>
・数か月間、不正出血が続くことがある
・約20%の方に下腹部痛の症状が現れる
■IUD(子宮内避妊具)
<メリット>
・一度装着すると2~3年避妊効果を得られる
・薬剤ではないため、授乳期間中でも使用できる
<デメリット>
・定期的に婦人科を受診して点検する必要がある
・生理時、経血量が多くなることがある
低用量ピル

- 手軽に実践できる女性主体の避妊対策
- 正しく服用できていれば約99.9%の避妊効果
- 生理不順や生理痛改善、PMSの軽減などの効果もある
【薬代の目安(1ヶ月分)】
・通販利用:1,300円~
・病院処方:2,000円~
※病院処方は別途で初診料、検査費用などが加算されます。
【入手方法】
・病院を受診する
・オンライン診療で処方を受ける
・通販サイトを利用する
低用量ピルは、あらかじめ継続的に服用しておくことで避妊効果が得られる薬です。
すでに妊娠した(受精卵が着床した)可能性がある場合は、服用しても意味がありません。
「避妊に失敗したかもしれない!」という緊急事態への対処法には、このあとで紹介する、アフターピル(緊急避妊薬)の使用がオススメです。
ちなみに、低用量ピルは、病院では避妊目的以外に、生理痛やPMS改善目的で処方してもらう女性も多いそうです。
『避妊薬』と考えると、少しハードルが高いように感じますが、『生理痛やPMSを軽くする薬』と考えると、身近な存在に感じられて、試しやすいのではないでしょうか。
通販で購入できる低用量ピル
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コンドーム
日本では、約70%の人がコンドームによる避妊のみを行っているそうです。
しかし、途中で破れてしまったり、外れてしまうなどのトラブルで13%。また、正しく使用していたとしても約2%の人は避妊に失敗しています。
失敗する割合は、低用量ピルによる避妊を行っているケースと比べると約10倍。
とはいえ、コンドームの使用は性感染症予防にもつながるので(低用量ピルでは予防できない)、コンドーム+低用量ピルなど、他の避妊方法と掛け合わせて使用するのが望ましいです。
【まとめ】正しい知識で充実したセックスライフを送ろう

「我慢汁なら妊娠しない」というウワサ話しを信じている人もいますが、実際には妊娠する可能性があります。
また、膣外射精や、コンドームの使用で避妊を行っている人は日本だと9割を占めるそうですが、この避妊法はピルなどに比べると失敗率が高く100%安全とはいえません。
より精度の高い避妊をするためには、男性主体の避妊法に加えて、女性が主体で行える低用量ピルの服用、そして緊急時に備えてアフターピルの選択肢もあることを覚えておきましょう。

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