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ピルって色々あるけどどう違うの?
通販ってどうなの?
避妊薬の疑問

目次

避妊薬とは

避妊薬は、主に妊娠を望まない時に使う薬です。
ピルとも言います。

「子供はいつか欲しい。でも今じゃない。」

そんな時は、避妊薬を使ってみるのも一つの手です。

避妊薬には、毎日使う経口避妊薬(低用量ピル)や、性交後に使う緊急避妊薬(アフターピル)があります。

どんなもの?
それって安全?
通販で買える?

そんな疑問についてお答えしていきます。

通販で購入できる避妊薬は3種類ある

避妊薬は病院のほか、通販でも購入できます。
通販で購入できる避妊薬は、大きく分けて次の3種類。

・低用量ピル
・超低用量ピル
・アフターピル

ひとくちにピルといっても、それぞれ特徴があります。
使う目的に合わせて選びましょう。

低用量ピル

避妊目的や、月経に関する悩み解消の目的で計画的に使うのが低用量ピルです。

妊娠や月経に関わるホルモンの量を調節することで、避妊につながります。
配合されたホルモンの量を少なく抑えているので、低用量ピルと呼ばれています。

避妊薬として使うイメージが強いですが、生理痛や生理不順などの改善、卵巣がんの予防としても使われるのが低用量ピルです。
ほぼ毎日の服用が必要なので、飲み忘れには注意が必要になります。

そして、低用量ピルは薬です。
副作用や、場合によっては使えないことも知っておく必要があります。

注意点は多いですが、正しく使えば生活がガラッと変わります。
特に、月経に毎度悩まされる女性は、世界が変わるはずです。

超低用量ピル

日本で処方される超低用量ピルは、避妊目的に作られていません。
重い生理痛などを軽くするための薬です。
しかし海外製品では、計画的な避妊を目的に使えるものもあります。

超低用量ピルは低用量ピルと同じく、ほぼ毎日飲む薬です。
低用量ピルと違うのは、含まれるホルモンの量が超低用量ピルの方が少ないので、吐き気や頭痛などの副作用が起きにくいところです。
ただ、ホルモンの量が減ることで、月経以外に出血する、不正出血の副作用が出やすくなるという特徴もあります。

超低用量ピルも薬なので、使用には十分な注意が必要になります。
副作用や、場合によっては使えないことも理解しておくことが大切です。

低用量ピルで副作用が強くでた人は、超低用量ピルの方が使いやすいかもしれません。

アフターピル

性交後に避妊目的で使うのがアフターピルです。

・十分な避妊ができなかった
・中出しされた
・コンドームが破れていた

というような緊急時の、いわば最終手段です。
通販でも購入できますが、届くには時間がかかります。

ですので今が緊急時の方は、お願いですから今すぐ病院に行ってください。

アフターピルは排卵の周期を強制的に遅らせることで、避妊につながります。
性交後72時間以内に使うものが多いですが、早ければ早いほど避妊の成功率は上がります。

もしもの時のために持っておくのがアフターピルです。
もしもがあってからでは、もう手遅れになってしまいます。

アフターピルも薬なので注意事項は多いですが、絶対に持っておくべきです。

避妊薬の世代と相性

ピルはこれまで長い時間をかけて、効果と安全のために繰り返し研究が重ねられてきました。
そうして何種類も生まれたピルは、「世代」と「相性」によって仲間分けがされています。

【世代】
女性ホルモンの種類と、誕生した順番で分けられたもの

【相性(そうせい)】
1錠あたりのホルモン量の違いで分けられたもの

ピルには、卵胞ホルモンと黄体ホルモンが配合されています。
どちらも妊娠や月経に大きく関わるものです。
ピルは2種類の女性ホルモンを人工的に取り入れることで、体に「もう妊娠している」と錯覚させる薬になります。
これによって本当の妊娠を防ぐのです。

ホルモンの種類も配合量も、ピルによってさまざまです。
それでは、「世代」と「相性」について具体的にご紹介していきます。

世代

女性ホルモンの種類と、誕生した順番によって仲間分けされたのが「世代」です。
同じピルでも、成分によって性格が違います。

現在確認できるのは第4世代までです。
以下、成分と特徴です。

・第1世代 ノルエチステロン
(製品例:シンフェーズ、フリウェル)
生理痛の緩和に優れている。男性化症状が出にくい。
不正出血や副作用が出やすい。

・第2世代 レボノルゲストレル
(製品例:トリキュラー、アンジュ)
不正出血が少ない。生理周期の調節がしやすい。
男性化症状がやや出やすい。

・第3世代 デソゲストレル
(製品例:マーベロン、ファボワール)
男性化症状が出にくい。副作用が少ない。
血栓症のリスクが他と比べて高い。

・第4世代 ドロスピレノン
(製品例:ヤーズ、ヤスミン)
男性化症状がほとんどない。
血栓症のリスクが他と比べて高い。

キーワードは、「男性化症状」「不正出血」「血栓症」です。

・男性化症状・・・ニキビができたり体毛が濃くなったりすること
・不正出血・・・生理以外で性器から出血すること
・血栓症・・・血液の塊が血管を詰まらせる病気

薬にはどうしても副作用のおそれがあります。
ただ、プロが研究してきたものなので、それ以上の効果が期待できます。

それぞれに個性があるので、大切にしたい部分に合わせて選びましょう。

相性

1錠あたりのホルモン量の違いで仲間分けされたのが「相性(そうせい)」です。
1シートに数種類のピルが入っていて、日数ごとに服用するピルを変えていきます。
シートに矢印が書いてあったり、ピル自体の色が変えてあったりと、間違えづらい工夫がしてあります。
以下、一般的なものです。

・1相性
(製品例:マーベロン、ヤスミン)
ホルモン量がすべて同じ。飲み間違いの心配がない。
休薬期間があるので、期間が明けたときに飲み忘れないように注意。

・2相性
(製品例:エリオット)
ホルモン量が2段階。自然なホルモン量の動きに近いため、体に優しい。
順番を間違うと効果が失われることがあるので注意。

・3相性
(製品例:トリキュラー、シンフェーズ)
ホルモン量が3段階。2相性よりも自然なホルモン量のため、より体に優しい。
順番を間違うと効果が失われることがあるので注意。

また、生理周期を延長したいとき、1相性は休薬せず飲み続けるだけなのに対し、2,3相性は最後に飲んだものと同じものを別シートから飲み続ける必要があります。

低用量ピル・超低用量ピルの効果

低用量ピル・超低用量ピルは、主に避妊や生理痛の軽減に効果を発揮します。
したがって、使う目的は人によりけりです。

避妊失敗率のデータにおいて、実はコンドームよりもピルの方が失敗率が圧倒的に低いのは、あまり知られていません。
100人の女性が1年間に妊娠する率として、コンドームが2%なのに対し、ピルは0.3%という結果になっています。
つまり、ピルを正しく使えば、避妊成功率は99.7%ということです。

これがピルの避妊効果です。

また、ピルには避妊以外にもさまざまな効果があります。
その1つが生理痛の軽減です。

生理痛の重さは人それぞれですが、体が女である以上長い付き合いになるので、うまくやりたいものですよね。
生理痛に悩む人にこそ、ピルを使っていただきたいです。

また、ピルは大人のニキビにも効果が期待できます。
特に頬回りやフェイスラインのニキビは、ホルモンバランスの乱れが原因でできることが多いので、ピルがもってこいです。

そのほかにも、生理不順の解消や、子宮内膜症の治療などに効果があります。
ピルを使う理由は、人によってさまざまなのです。

アフターピルの効果

アフターピルは、性交後に使う避妊の薬です。

排卵させない、受精させない、受精卵を着床させない。
避妊のためだけの薬です。
低用量・超低用量ピルとは違い、性交後に使います。
性交後72時間以内に使うとされているものの、時間がたつほど妊娠の可能性は上がるので、早ければ早いほど効果を発揮します。

アフターピルに含まれる代表的な成分は、レボノルゲストレルです。

この成分に関する国内の臨床試験があります。
63人の女性に、性交後レボノルゲストレルを投与したところ、妊娠したのはたったの1人でした。

避妊法に「絶対」はありませんが、これはかなりの高確率です。

もしも避妊に失敗したときには、アフターピルという最後の手段があります。

避妊薬の入手方法

避妊薬は、病院または通販で入手できます。

現在、日本のドラッグストアでは避妊薬は入手できません。
病院か通販かの2択です。

それぞれにメリットとデメリットがあるので、ご紹介いたします。

病院

病院で避妊薬を入手するメリット・デメリットは、次のようなものです。

メリット
・既往歴から、ピルを使えない病気があるか確認してもらえる
・今使っている薬が一緒に使えないものかどうか教えてもらえる
・薬について説明してもらえる
・わからないことはすぐ質問できる

デメリット
・遠くても病院に行くしかない
・とにかく高い

やはりお医者さんは強い味方です。
しっかり診てもらえて、専門的な意見を聞けるので、安心して薬を使うことができます。
それが病院の最大のメリットです。

ただ避妊目的となると、ピルは保険が使えません。
特にアフターピルは、診察料も合わせるとたいてい1万円以上かかります。

安心をお金で買う形とも言えるでしょう。
お医者さんに診てもらいたい方は病院がおすすめです。

通販(個人輸入)

通販(個人輸入)で避妊薬を入手するメリット・デメリットは、次のようなものです(個人輸入というのは、海外の製造物を個人で直接購入することです)。

メリット
・病院に行かなくていい
・人目を気にしなくていい
・安い

デメリット
・専門的な意見を聞けない
・薬について自分で調べないといけない

病気の治療で婦人科に行っていても、偏見の目が気になってしまうことがまだまだあるようです。
また、病院が遠いという方は、病院に向かうのは一苦労でしょう。
そうなると家にいながら薬が入手できるのは大きなメリットです。

さらにピルは通販だと、病院に比べ圧倒的に安く入手可能です。
特にアフターピルの値段に大きな差があります。
病院だと、診察料込みで1万円を超えることが多い一方、通販では1回分、送料込みで2200円くらいというものもあります。

そうなると気になるのは安全性です。
しかし、通販で買えるものは、実は日本で処方されるもののジェネリック医薬品が多いのです。

ジェネリック医薬品とは、開発された新しい薬と同じ成分で、時間がたってから発売される薬のことを指します。
後発医薬品とも言います。
同じ成分で効果も同等だけど、価格はジェネリック医薬品の方が安く入手可能です。

ただ、かかったことのある病気によってはピルを使用できないこともあります。
注意事項が多いので、健康に不安のある方は病院で処方してもらいましょう。

病院に行きたくない方や、お金をかけられない方、健康な方には通販がおすすめです。

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